らくらくらいふ

おだやかでおちついたきもち、それだけ

幽霊、透明、実体のない存在

ペペロンチーノとは名ばかりの適当に玉ねぎとキャベツとにんにくとオリーブオイル混ぜ合わせたパスタとも呼べないようなうにょうにょしたうにょうにょを、鬼の形相でガツガツ食べてたら、休日の朝が終わり、休日の昼も終わり、とうとう夜になって、わんわん泣きたい気持ちに襲われるのでした。

 

 

 

食べること以外なにもしたくないので、サッポロ一番塩ラーメンもぐつぐつ茹でて食べて、チョコパイたべて、そんな自分がパソコンのモニターに映るのみてると、生きるってなんだっけ、と思ったりして、なんのために生きてるんだっけ?と思ったりして、思ったところでなんにもならないから、ひたすら机を見て過ごしました

 

 

 

どうせ死ぬのに、なに真剣に生きてんだよアホが、と思ったので、使い終わった封筒やぶって、ボールペンで「どうせ死ぬのになに真剣に生きてんだよ」とササッと書いて、白い壁を見て、でもなあ、でもなあ、わかってるよ、でもなあ、と思ったので、「どうすれば適当に生きれるのか→」と書いたきり、何も浮かばなくなってしまったので、寒くて寂しいし悲しいので、布団の中にするすると入っていきました

 

 

 

 

 

布団の中に入ったらやることとといえばTwitterでかわいいイラストみてにへらにへらするか、ブログアプリ開いて文字で埋め尽くすことしかないので、今は後者に勤しんでいます。言葉にならない微妙な感覚を文字にしてすっきりするのが目的なんですが、微妙で捉えづらい感覚をうまく捉えることができずにまた悶々としています、でもこのもやもやはこの世のもやもやの中で1番好きだし仲良くしたいな。こいつだけは他の馬鹿共とはちがうんだ。僕を解放に導く予兆があるから。心を潰すだけのもやもやは僕の心を潰すことで存在意義を確立させたいんだ、誰にも愛されなかったから、せめて人の心を潰して痛がってる姿をみて自身の影響力を感じることで存在を確立させたいんだ、「マジで迷惑だな」という言葉を引き出せただけでも彼らにとっては成功らしいからもう無視してやろ、愛の反対は無関心だっていうから無関心を貫いて、奴らが寂死(さみしくてさみしくて死ぬこと)するのを笑いながらみてやろ、あ、でも、みるってことは関心を注ぐってことだからそれは無理だな、ということは、みられたくて=愛を注いでもらいたくて、心に傷をつけて僕に気づいてもらいたかったのかもしれない、みんな愛されたかったんだな、気づいて欲しかったんだな、けなげでかわいいね、とっとと消えろ

 

 

 

 

感情の痛みの核心に入り込んで、根本から痛みを癒そうとする精神的な作業、痛みの核心、痛みのもっとも深い部分を見つけるのが少し難しくて、スニッチ捕まえようとがんばるハリーもこんな感じだったのかな、とハリーのこと考えちゃうな。スニッチどこどこどこと言いながらフィールドを右往左往するハリーみてると、もっと他にやる事あるだろ、人生は有限なのでって講釈垂れたくなっちゃうな。ハリーがスニッチをつかんだ、グリフィンドールに100点、やったーやったー、やっぱりわいが主人公、やっぱりわいがナンバーワンってそれがどうしたんだよ、どうせ死ぬのに。人生っていうゲームに興じて一時的な勝利に気を良くして今日は特別だからご褒美だからっていってセブンの棚の1番高いカップ麺でも買って勝利の余韻に浸ってろよ、ずるずるずるずるだらしない音7畳間に響かせて、やっぱりセブンはちがうねいなんて言いながらおにぎりはぐはぐ食べて、お腹が満たされてくるのと同時に込み上げてくる明日の不安とでも闘ってろよ、楽しいことぜんぶおわった、おいしいものぜんぶ終わった、悲しい、明日がこわい、って言いながらこぼれる涙をジャージの袖に押し付けて将来も人生も人間関係も生きること全てを悲観して寒さと心細さに震えてろ

 

 

 

 

既にどうでもいい人生、どころか汚くて臭くて捨てたくて捨てたくてたまらない人生で、ここで起こる全てがどうでもいいって分かってんのに、真剣に生きてしまうのは厄介なプログラムだ、どうでもいい人生で出会う人間なんてみんなどうでもいいはずなのに、みんなに迷惑はかけられない、みんな合格してほしい、とか思うせいで自分を苦しくさせてしまうのは厄介なプログラムだ、生まれて25年だが26年前は何をしていた?27年前お前はどこにいたんだよ、この世界がオモテだとしたらウラにいた時間のほうが圧倒的に長い。ならばウラのほうを現実と呼んでこの世界を夢と呼ぶべきだな。この25年なんて夢とも呼べないくらい一瞬の映像だ、80年の人生ですら一瞬だ、こんなものが現実と呼べるわけないだろ、現実と呼べないものの中で経験した痛みや苦しみの全ては現実ではない。何の意味があるんだ?どうせ死ぬ人間どうしが影響しあって楽しいとか幸せとか不安だとか後悔だとか、どうせ消える感情が生まれたり消えたり、どうせ消える感情をどうせ消えると思えないせいでいつまでも苦しいとか悲しいとか終わりがないトンネルだとかこの苦しみはいつ終わるんだとかいつになれば自分は這い上がれるんだとかいつになったら人生やり直せたって言えるんだとかいいながら、どうせ死ぬ人生をどうせ死ぬと思えないせいで無駄に過ごして最後は死にたくないって叫びながら死ぬんだろうな、どうせ死ぬって本当に思えたらなんでもできるだろうな、どうせ終わる一日だと思って生きられたら人生を変える一日にできるだろうな、そう思えたらいいのに、そう思えたら全てがうまくいくのに、そう思えたら布団から出られるのに

 

 

 

 

どうせ終わる一日だって思えなかったせいで、どうせ終わる一日だった。ひたすら文字を生産してたら3時間経っていた。無駄な時間だったって言えば時間を無駄にしていいと思っているのか?寒くて真っ暗な部屋で、他にすることがないからって自分を責めるから、慣れ親しんだみぞおちの痛みに安心してしまって、どうせ自分は駄目なんだっていう7年繰り返してきた子守唄聞きながら、すやすや眠ってしまうんだ

 

 

 

 

何を守ろうとしているんだ?終わってしまったっていいながら何故終わりを認めないんだ?終わってるものを守るなよ、死んだペットを大事に飼うなよ、腐ったミカンはとっとと捨てろ

 

 

 

世界はゴミ箱だ

死んでしまった自分を捨てるための

世界はゴミ箱だ

終わってしまった人生を捨てるための

投げ捨てろ

自分を世界に投げ捨てろ

終わった自分を世界に踏み潰してもらえ

布団の中に捨てるな

世界の中に捨てろ

終わってしまっただらしない人間です

どうぞ唾を吐いてください

蹴ってください殴ってください

ご自由にお使いください

終わってしまったのだから

死んでしまったのだから

何をしてもらっても構いません

この解放感がお前にわかるか?

自分を邪険に扱うことの解放感が

自分を守ると自分が傷つく

自分を傷つけてもらうほど自分が癒される

 

 

 

終わった人間なら

終わった人間らしく生きろよ

死んでんのと同じなら

死んだ人間らしく生きろよ

幸せになろうとすんな

終わってない人間みたいに振る舞うな

人間的な幸せを感じようとすんな

終わった人

死んだ人間

7年前に不慮の事故で死んだ

人生の選択を誤って滑落した

 

 

 

 

小田急相模原駅に花を手向けろ

木造アパートの前の桜並木に

本厚木駅から続く徒歩30分の通学路に

バイトの面接いった町田のビルに

鬱屈した気持ち抱えて乗った小田急線に

都会に出たいって憧れを持つ前に

都会に謝らなきゃいけないことがたくさんあった

2013年、あの4ヶ月

あの一時点から現在を見つめたとき

確かに、確かに、確かに

この現実は夢だ

夢なのはこの現実のほうだ

 

 

 

 

終わってしまった人間だから

自分の納得を捨て去って生きるよ

世界に踏み潰されようと

抵抗を放棄して生きるよ

夢なのはお前の方だ

死んでいるのはお前の方だ

この世界は夢だ

お前も夢だ

この部屋も夢だ

この布団も夢だ

夢が夢である証拠

7年もくすぶってるなんて有り得ないもの

 

 

 

 

私は夢、ほんとは私死んでいる

この部屋は夢

世界も夢

会社も夢、教室も夢

生徒もみんな夢

夢だから何をやっても許されるんだよ

幽霊だから何やったって気づかれないんだよ

幽霊、夢、見えない存在

透明人間になれたらの妄想を転写しろ

何をやっても気づかれない

何をやっても気づいてくれない

愛されなかったみぞおちの痛みが私

私とは夢、実体がないからすぐ消える

 

 

 

7年前に死んだ自分が見てる夢なんだ

死んでいると気づかずに

現実だと思い込んでいた夢なんだ

どうせ死んでる

どうせ終わってる

どうせいつか死ぬ

どうせいつか終わる

これらの言葉に癒されるような人間なら 

真剣に生きようなんて二度と思うな

 

 

 

 

思考が存在しない人間は

人間に値しないからぴったりだ

幸せを求めて生きない人間は

人間に値しないからぴったりだ

この切なさが生きる道標

切ないと感じる瞬間こそ大事にしろ

無常観、これが救いだ

 

 

 

 

部屋の空白と同化したい

自分がいない感覚にわくわくしたい

思考が自分を世界に固定してしまう

部屋の空白、わたしは空気

何も考えずに

世界に取り残された空白

 

 

 

 

切ないと感じた瞬間しか

夢から醒めることができなかった

幸せは幸せとは遠いんだ

今までごめんね

幸せになろうとして