らくらくらいふ

おだやかでおちついたきもち、それだけ

苦しみ喰らって生きてけよ

 

どうしようもない過去を

やり直したくてたまらない過去を

「無駄な時間だった」

って馬鹿にしていいのは

自分だけだったんだって気づいた

お得意の自虐ネタで

学生共笑かしたろと思って

まーじ無駄な時間だったや、って笑ったら

それはマジで無駄でしたね

って軽く笑われて

ぴきってきてしまったな

ぴきって来たというのは

心に亀裂が入ったってことね

あはは、って大口開けて笑おうとしたけど

苦笑いになってしまって

いつもの惨めな自分が痛かった

わいの無駄な過去は確かに無駄だったが

雑に扱われるべきではなかった

 

 

 

朝起きて会社に行って

当たり前のように嫌な気持ちで過ごして

家に帰ってきて

明日の仕事嫌だな、で家での貴重な時間潰して

倦怠感抱えながらYouTubeみて軽く笑って

寝て

朝起きて

これの繰り返しで

休日、人に自分の貴重な時間を奪われるのが許せないから誘いを全て断わって

相手に嫌われないような断る文面を考えることに半日費やしたりして

夕方になると切なくなって、苦しくなって、人生の失敗を数え上げたりして

倦怠感抱えながらYouTubeみて、今度は笑えなくなって

普通に平日

これが地獄

ここが地獄

もしもこのまま好きじゃない会社に飼われ続けたとしたら死を待たずして地獄を生きてしまうよ

人生に考えることはそこまで必要じゃないと思う、地獄だな、と思う人間が自分の中にいなけりゃ地獄は存在しないし苦しみも存在しなかった

 

 

義務教育って、苦しいこととか思い通りにならないこととかを、我慢して受け入れる練習だったと思う。よく毎朝学校に行って嫌いなことばかりやって、嫌な人間に罵倒されたりして、それでも我慢して人に嫌われないように頑張れたよ。全然間違ってない。義務教育は嫌なことを受け入れる練習だった。全然間違ってない。嫌なことを受け入れることはものすごく大切だし、結局、嫌なことに対して降伏して自分を明け渡すことができたとしたら、それが1番心安らかなんだと思うよ。義務教育の何が義務なのか?それは、嫌いなことを我慢してやることに慣れることだ。これが人としての義務だ。でなければ、とても生きられたものじゃない。この世界はとても生きられたものじゃない。人に奉仕しなければ生きる資格がない世界だから。人に奉仕することは楽しいことではないから。嫌なことを我慢してやること、これが苦と思わないレベルまで日常のものとする、当たり前のものとすることが義務だったんだ。

 

 

 

嫌なことをやるのは間違ってる、やりたいことをやる人生こそ人生なんだって言い続けた馬鹿な人間の馬鹿な7年間はもう取り返しがつかないから。嫌なことに対して降伏して黙々と生きる人生を想像してみる。きっとうまくいくだろう。いろんなことが。大切なことはやりたくないことばかりだから。お客様に喜ばれることなんてめんどいやん、基本的には。そういうのを嫌だなと思いつつも黙々とやってたら結果が出てきて感謝されたりして嫌なことに慣れたから嫌じゃなくなってきて余裕ができて楽しくなって、そこで初めて気づく。嫌なことをやり続けることが1番手っ取り早い幸福への道だったと。

 

 

わかったならさっさと苦しめよ

それができないから

布団の中で親指動かしてるだけなんだ

悩まなくても生きられるのになんで悩むんだ?

わたしとは、

ただ人生を嫌うためだけに存在しているのでは?

わたしがいなければ苦しみはそこにないのかも

自分ってそこまで大事じゃないなってきもちになりつつある

自分さえいなけりゃ、と思い始めてる

 

 

 

自分さえいなければ

 

 

 

これからずっと生きていくのはしんどい

生きることってしんどいよな

それに気づかないレベルまで

嫌なことに慣れなければいけなかった