らくらくらいふ

おだやかでおちついたきもち、それだけ

CD再生

日曜日にアルバイトで働いていただいているミュージシャンの方のライブに行ってきて、初めて行った地下のライブハウスにもぐっていって、知らないライブハウスの仕組みに戸惑いつつ、ライブハウスの重い扉あけて、ふだん生徒に丁寧に指導しているその方の、めちゃくちゃエネルギッシュで高らかに歌い上げて、フロア沸かせてる姿みた瞬間、ほんとにきゅんときてしまったのだ。

 

 

ソロ参加で、誰も知り合いいないし完全にアウェイでしたが、フゥーなんて裏声だしたりして、いや、とにかくかっこよくて、もうかっこいいそれだけで。ほんとかっこいいってこういうことだなと思い

 

 

ほんで、今日そのミュージシャンの方から、塾でCDをいただいて、差し上げますといわれたんだけどいや、それは、こういうのって、お金をしっかり払って、活動に対する敬意として、お金は絶対に払わなければいけないので、とかいいつつ500円でいただき、今家でずっとヘビロテで聞いているんですけどやっぱりよすぎる。よすぎる、というのは、聴きながらライブハウスでのそのミュージシャンの方のスポットライトあびて、輝いている、エネルギッシュな姿が浮かんだから。

 

 

ああやって生きればいいんだ。ああやって生きろ。自分もああいうふうに、エネルギッシュに生きたいと思っていたんだ。

 

 

ミュージシャンの方が、もっと人はいるとおもったんですけど、全然お客さんはいらなかったですね。苦戦したライブでした。といっていたんだけど、確かにお客さん20人くらい。ライブハウスの大きさからしたらたしかに少なかったといえなくもないが

 

 

そのミュージシャンの方を求めている人が20人いて、20人の注目を一身に浴びて、スポットライトの下で歌っていたんだ。一方僕の人生は、観客なし、スポットライトなし、まっくらな部屋で、誰にも注目されないから、布団の中にもぐって、明日がこわい、明日がこわい、だけだ。一度でいいから、スポットライトを浴びたいもんだね。

 

 

この布団から出るための考え方を、哲学を、ずっと探しています。これならいけるはず、今度こそこれで人生が変わるはず、という考え方をずっと探しています。働いているのに読書の金を惜しんでいます。Amazonで新刊買わずにブックオフで210円の本の棚しかみていない人間です。おごるのがいやだから、バイトさんから忘年会やりましょうと言われているのにかたくなにやりません。じゃあ割り勘で!っていって忘年会開いたら、えー社会人なのにおごらないのかよ、きっしょと思われて嫌われるのがいやだからです。

 

 

スピーカーからエネルギッシュな歌声がきこえる。こうやって生きればいいんだ。こうやって生きたいんだ。エネルギーだけ。何も考えずに。エネルギーだけ。歌に勇気づけられるのって歌詞とメロディーと歌声だけだと思っていたけど、そうじゃない何か、エネルギーがきこえてくるというか、そういうの、感じてしまう。大好きなミュージシャンっていう遠い存在じゃなくて、身近で働いている人が、日常できちんと仕事をこなしながら、歌を歌うっていう自分の本当にやりたいことに全力投球している姿が美しすぎてやばいな。しかもドうまいし。一度きりの人生だから、とはよく言われるけど、痛感してしまった。痛いほど感じてしまった、それを。一度きりの人生なのに何をやっているんだろ?一度きりの人生だからなんだっていうんだ?そもそも